負け犬
おれは最低の男だ。みじめで醜い、ただの負け犬だ。失ったものにこうしていつまでもしがみつく。
あの日以来、おれは仕事にもやる気を失い、やがて職を失った。今や、食うにも困る生活。
社会復帰の目途も立たず、もはや人生をやり直す気力すらない。
負け犬の遠吠えなど誰が聞く。
今夜で最後だ。
今夜で・・・。
※かなり過激な性描写の為、くれぐれも閲覧注意でお願いします。
奴に奪われた女。こうして呼び寄せ、痛めつける。嫉妬に気が狂いそうだ・・・。
奴とセックスしたのか?
奴のものをしゃぶったのか?
奴に逝かされたのか?
言うんだ!
理性を失った男。容赦のない鞭が振り下ろされ、女の体を打ち続ける。鞭打たれる度、女の体がしなり、踊る・・・。
奴に奪われた体。
奴に抱かれ、奴にいたぶられ、奴に貫かれた体。奴の匂いが染みついたその体。
ペニスの勃起が収まらない。今にも射精しそうだ。
欲望と嫉妬が入り混じった抑えきれない感情に、おれの体も震える・・・。
おれは女の後ろ髪を鷲掴み、しゃぶらせた。
しゃぶるんだ!
奴にしたように、おれにするんだ!
逝ったのか?
奴に逝かされたのか?
奴に! 奴に!
男の狂ったような激しい責めに、女の体が何度も降る。
男の射精はやまない。
女は、早くこの夜が明けてくれることを祈り、男は最後の時を知った・・・。