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淑やかな彩

 このような記事の書き方が果たして許されるのかどうか、長らく考え、また、迷いもした。
 しかし、やはり取り上げたい、と強く思いました。
 祥子様の官能句。
 映像よりも画像、画像よりも言葉。より深い官能は女心(言葉)にある。
 私は何度、これら祥子様の官能句で嫉妬に苦しむ切ない自慰をしたことか・・・。

 以下、著作権は祥子様、また、掲載ブログ「SM川柳」の管理者様にございます。
 不都合等ございましたらすぐに対応させて頂きます。
 祥子様、ご関係者様、お手数ですがコメント欄にてご連絡の程、何卒、よろしくお願い申し上げます。











 





  主様の

  耳に入れたし

  喘ぐ声

  お逢い出来ない夜は
  貞淑に慎ましく過ごさなくてはならないと思っているのに
  どうしても我が身を愛撫する手が伸びてしまうのです
  脳裏に広がるのは主様の声と姿
  独りでいても主様の視線と命令で逝ってしまうわたくしの
  はしたない声だけでも・・・お耳に入れたいと思ってしまうのは
  甘え過ぎでしょうか? 




  入れちゃだめ

  あぁぁ助けてと

  逃げ惑う

  柏木さんの句を見せていただいて、まるで返歌のようにふと思い浮かんだ句です。
  見も知らぬ表情をした男性にタイトスカートのスリットを裂かれ・・ストッキングを破かれ・・ブラウスの釦を飛ばされ・・ブラの中に指を押し込まれて白い乳房を無遠慮に揉みしだかれて。
  ストッキングの下のパンティをずらす様にして・・・挿入しようとする・・・レ〇プ犯。
  それがどれほどお慕いする主様でも、初めて見る別の男性の表情にわたくしは本気で逃げ惑ってしまうのです。
  この表情が主を昂らせるのでしょうか?
  どれほど酷く嬲られても・・・いつもの・・主の責めのほうがいいと願ってしまうのはわたくしのわがままなのでしょうか。




  待っていろ

  心に入りぬ

  主の声


  許してと

  聞き入れ願う

  放置責め

  玩具だけにわたくしの身体を任せて・・・嬲らせておいて、待っていろとひと言だけを言い残して放置される。
  そんな切ない時間も、わたくし1人が悶え官能に蕩ける時間も、主様はとてもお好きなのです。




  肌を這う

  染み入る熱も

  主の証

  蝋燭を手に取られるのはいつもわたくしを
  身動きできないように拘束なさってから
  鞭にするか・・・蝋にするか・・・
  主としての証をわたくしに刻み付ける手段を
  きっとその一瞬迷ってらっしゃるのですね
  蝋の熱さも・鞭の赤い痕も
  主様の存在の大きさにはかなわないのに・・・




  我を呼ぶ

  主の声に

  魅入られて

  目隠しをされ縄で縛められて
  主の前に跪きそのままに視姦されている間
  肌を這う主の視線も熱く・・・わたくしを焦がすけれど
  頭上より降り注ぐ主様の声こそが
  わたくしを虜にするのです
  きっとこの声さえ有れば縄の縛めなどなくても
  拘束された姿のままで
  わたくしはほんの少しも身動きできないことでしょう




  雪の夜

  浮かび出るは

  白い肌

  雪の降りしきる市街地の夜
  街頭の明かりさえ足元の雪は乱反射させて
  コートの下の紅い縄に縛られた白い肌を
  一層際立たせてしまうのです
  まるで主以外の人にも・・・気づいてください・・と哀願するかのように




  好きなのと

  縋る愛奴に

  出す吐息


  愛してる

  繰り出す縄に

  絡められ


  逝かせてと

  主に出してと

  ねだる精

  <好きなの><愛してる><逝かせて>
  どれも主に調教される時に簡単には口に出せない言葉です
  でも本当はこんな風に口にして・・・甘えたいと思う時もあるのです
  なんてこの三連歌はあまあま♪でしたわね




  想い出の

  主の面影

  胸焦がす


  自慰さえ

  喘ぎ出るは

  主の名


  出でし月

  離れし主にも

  祈る幸

  もうお逢いすることもできなくなってしまった主でも
  この方ならとお仕えした方のことは
  いつまでも忘れることなどできません
  わたくしを責める時の声もお姿もいつまでも想い出に生き続け
  独り寝の夜・・・自らの指で達してしまうときも・・呼ぶのはその方の名
  凍てつく空に浮かぶ月にはその方が明日も幸せでいらっしゃることを願い続ける
  身も・心も・・・お仕えするとは・・・わたくしをこんなにもしてしまうのです
  切ない三連歌になってしまいましたね




  出向くのは

  縄と鞭とが

  待つ部屋ね

  逢瀬に向かうとき たどり着く部屋には主様がいらして
  もちろんお逢いして可愛がっていただきたいのは
  ほかでもない主様なのですが
  同じ部屋にはわたくしを縛める縄も
  わたくしに火襷のような痕を残す鞭も
  わたくしに淫らな喘ぎ声を上げさせる玩具も
  じっと静かに待っているのですね




  殺すほど

  艶めき出ずる

  喘ぎ声

  SMを誤解してらっしゃる方も多くて
  興味本位でなく、本当にあの行為の中に己が身を浸してみれば
  興味や欲情だけで許せるような
  生易しい行為などでないことがわかります
  戯れの・・・少し変わった前戯の一つなどではないのです
  本当に心を許してお慕いした方だから
  どんな行為にも身体は応え・・・反応し
  はしたないばかりの声を上げさせられてしまうのです
  そんな恥ずかしい姿を主には見せたくなくて
  唇を噛んで声を殺そうとしても漏れてしまう
  そんな二人になれたら・・・なにかが変わるのかもしれません




  秘めし菊

  出し入れ重ね

  咲きひらく

  ゆっくりと花を咲かせるように
  丹念に時間をかけて ローションで潤しながら
  アナルは開発していただきたいものです
  痛みは主様を受け入れる気持さえ傷つけてしまいますから
  どうかわたくしの一途な捧げたい気持を
  ゆっくりとやさしくほぐしてから
  心往くまで奪ってくださいませ




  白き肌 

  紅き縄痕 

  出来るまで

  本来縛られてあまり長い時間そのままにはできないものなのです 
  でも出来れば主様を思う痕が欲しくて・・・あと少し・・きつく・長い時間・・・と願ってしまうのです
  きっと欲張りですのね・・・わたくし

                             ・・祥子・・


  小正月 

  迎えるまでに 

  逢いに来て

  早く帰ってらして下さいな
  それとも 放置プレイですの?
  寂しいですわ
  きっとこちらにいらしている方達みなさんのお気持ちだと思いますわ

                             ・・祥子・・


  赤い縄 

  小指代わりに 

  身を結ぶ

  小指と小指が赤い糸で結ばれているのが運命の相手だというのなら
  赤い縄で結んで下さる主は運命の相手ではないのでしょうか?

                             ・・祥子・・


  小雪ほど 

  赤く散りたる 

  蝋の熱

  白い肌に雪のように降り散る蝋燭の赤い滴・・・
  熱さと白い肌に赤い色のコントラストは
  きっとあの方をも魅了することでしょう

                             ・・祥子・・


  高手小手 

  食い込む縄に 

  火照る肌

  今日掲載いただいた句(なすがまま されるがままの 縄の中)に悪鬼が付けてくださったコメント(やっぱ祥子さんは投稿者の中で一番縄が似合うM女さんちゃうかなぁ~)からイメージしました<小>の句ですわ
  赤い長襦袢・白い肌・麻縄・ほつれかけたアップにした黒髪・縛り上げられた白いGカップのバストと後ろ手に掛けられた縄
  膝をくずして・・・見える白足袋
  こんな句でもよろしいのかしら

                             ・・祥子・・


  中々に 

  逢えぬ主の 

  腕の中

  遠距離の恋人にとってこんなに幸せな場所はありませんわね
  腕の中で抱きしめられる時も
  縄を渡して縛り上げられる時も
  後から腰を主の腕の中に捉えられて激しく犯される時もね

                             ・・祥子・・


  赦してと 

  髪振り乱す 

  中の責め

  縄も鞭も切なく痛みを伴う陶酔をくださいますけれど
  主様ご自身でわたくしの胎内を犯されるあの際限ない快感と比べれば
  いかほどのものでもありません
  絶頂で意識が遠のいてしまうことが怖くて
  おもわず口にしてしまう「赦して・・・」
  いかせてくださいと同じ意味だとわかって下さる主様へのMの切ない哀願の言葉です

                             ・・祥子・・


  あぁやめて 

  醒めても喘ぐ 

  夢の中

  お逢いしたあとは離れていてもしばらくは
  夢の中にさえあの時の主様の責めが幾度も顕われて
  わたくしの身体と快感を嬲ります
  自らの抗いの声で目覚めてさえ
  しばし夢の中から抜け出られない
  そんな幸せな刻をイメージした句です

                             ・・祥子・・


  ためらいて 

  開くコートの 

  中の肌

  楽しい夜を過ごした翌朝の小春日和に一句

  夜の待ち合わせ 寒い夜のミンクのコートの下にはガーターストッキングしか許されなくて
  それだけで主様と歩くだけでも羞恥で脚がもつれそうなのに
  住宅街で突然耳元で囁くのです

  「ここでコートの前を開いて僕に見せなさい」

  数歩離れた主がこちらに向き直り頷くのに合わせて
  ありったけの勇気を出して
  ミンクのコートの前を左右に広げたのです

                             ・・祥子・・


  なすがまま 

  されるがままの 

  縄の中

  さて・・・<中>ですわね
  ん~あのワードはもうお約束だと思いますのでわたくしはこの句を投稿させていただきます
  白い肌を紅い縄で彩られたわたくしを縛めてしまうとあとはもう主の思うがままになるしかありません
  全てを委ねなくてはならない状況を作ってくださる主に悦びとともに望まれる全てを捧げてしまうのです
                             ・・祥子・・


  大らかな 

  呼ばう声にも 

  濡れる我

  「心愛」って悪鬼さんに呼ばれるだけで身体が反応してしまうことってありませんか?
  いつもの声で呼ばれただけなのに・・・
  さっきと同じなのに・・・
  縄を掛けられているだけでこんなに・・・

  そんなお二人の句です♪

                             ・・祥子・・


  大好きと 

  言えぬ変わりに 

  鞭堪え

  不思議なのですが主となる方に<好きです><恋しています>とはなかなか言えないものなのです
  そんな気持ちを伝えられるのは主の望む責めに思うがままにお応えするときだけな気がします
  一筋滲み・滴る鞭痕の血潮すら主を愛するが故だと・・・わかっていただけるでしょうか

                             ・・祥子・・


  大の字に 

  縛められて 

  筆悶え

  大の字は一番最初に思いつく言葉かなぁと・・・
  一番乗りなのでベタですが使わせていただきました
  座卓に縄で両手・両脚を縛められて
  柔らかな書道の筆で責められ・・・悶えてしまう
  アナログなのですけれど
  とても感じてしまう
  「ご主人様 ゆるしてくださぁい」
  な責めの一つです ね

                             ・・祥子・・


  生でいく 

  お前の全ては 

  俺のもの


  生でして 

  わたしの全ては 

  主のもの

  読み替えてみてください♪

  前句:色も艶もないストレートな句になってしまいましたね
  悪鬼さんでしたら<お前>のところは<心愛>さんに
  なるのでしょうか

  後句:全てを人生までも委ね合った主には・・・そうおねだりしたいものですわ
  ふふふ
                             ・・祥子・・


  生き急ぐ 

  消えぬうちにと 

  主(あるじ)の元

  毎日・・・少しづつ色の変わるキスの痕をじっと見て
  そのときに受けた責めを思い返してしまうんです
  お写真が記録ならキスマークは記憶かも
  逢瀬は記録にのこるものよりも
  記憶にいつまでも残るものの方が素敵ですものね
                             ・・祥子・・


  絡みつく 

  生脚の縄 

  逆様に

  両脚を縄で縛り吊るす時はストッキングの上からでは滑ってしまい難しいのです
  お好みのはずのガーターストッキングを脱がせてまで両脚を揃えてくくり後手にして逆さに吊るし・・・
  主だった方は思うがままにわたくしの敏感な乳房を嬲るのです
  海老の様に身をよじる様を鑑賞しながら
                             ・・祥子・・


  生意気と 

  緋に肌染む 

  主の手

  こんな<生>の使い方でもよろしのでしょうか?
  「どうかわたくしでいってくださいませ」
  主の悦びの証を胎内に欲しくて口走ったわたくしに塊を突き入れたまま薄い腰の白い肌にスパンキングをなさったのです
                             ・・祥子・・


  生のままの 

  薫りに噎せる 

  口奉仕

  次のお題だそうですが・・・難しいです
  あまり風情のない句になってしまいました
  幸せで・・・でも久しぶりの逢瀬でより濃く薫る主の精に
  思わず噎せて口元から滴らせてしまう
  はしたなくいたらない姿を思い出してしまいました
  最初の一句ですのでどうかお許しください
                             ・・祥子・・


  色づいて 

  薫る花びら 

  縄の下

  縄指導さんの教えに従って
  一夜を過ごされる悪鬼さんと心愛さんをイメージして一句
                             ・・祥子・・


  罰だよと 

  花散らされる 

  白き肌

  その夜のお仕置きは鞭ではなくて白いわたくしの胸元の服に隠れない部分に赤いキスマークの痕を付けられてしまうことでした 白い胸元に・・首筋に・・・吾亦紅のように真紅の痕を散らされたはしたない姿になってしまったのです
                             ・・祥子・・


  散るも花

  散らすも花の

  さだめかな

  整えていた髪を責めに耐えられずに自ら乱してしまうことも 
  主に頭を抱えられて喉の奥まで突き入れられて思わずはらりと解けてしまう黒髪も 
  主であるあなたに出会ってしまったときからの定めなのです。
                             ・・祥子・・


  花一輪

  咥えていろと

  主の声

  ある日主の部屋へ花を飾ろうともってゆきました。
  クリスタルの花瓶にわたくしが活けたなかから一輪を抜き出して
  主はわたくしの身体を1輪差しにしてしまったのです。
                             ・・祥子・・


  縄打たれ

  蜜溢れたる

  秘めし花

  あまり川柳は得意ではないのですが・・・
                             ・・祥子・・














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Comments 3

和巳

No title

上手い! そしてエロい!(笑)
流石Pieさんだね。
川柳も含めて、文章って自分の経験がまずものを言うよね。想像だけではなかなか書けない。
さらにそこに深い感性が加わると、生々しく奥深い句になる。
芸術についてはよくわからないけど、少なくとも川柳とか俳句って歴としたエンターテイメントだと思う。

  • 2020-02-03 (Mon) 19:27
  • REPLY
Mrs.PIE

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