義姉
僕の憧れの義姉が、義兄によって、
鞭打たれ、
頬を叩かれ、
時に髪を鷲掴まれ、痛めつけられていた・・・。
いつも僕に向けてくれる優しい笑顔は、そこにはなかった。
潤んだ目で義兄を見上げ、「赦して」という哀願の言葉が、僕に切なかった。
義姉の義兄への奉仕・・・。
献身的に、義兄の煮えたぎった鉄棒のような男根を口に含み、丹念に唇と舌を使い、技巧の限りを尽くしていた。
それはまるで、絶対君臨者に対する服従行為そのものだった。
しかし、義兄は、そんな赦しを乞う義姉に容赦はなかった・・・。
義兄が義姉を床に横たわらせ、テーブルからあるものを手に取った。
きらりと光り輝いたそれは、針であった。
義姉はこれからされる仕打ちに、慄き震えていた・・・。
義兄は、義姉の体を膝の上に抱くと、躊躇なく、白く繊細な肌に針を突き刺した。
「あうっ」という義姉の悲鳴と女体の戦慄き・・・。
「我慢しろ」
義兄は構わず、女体のそこかしこに針を突き刺した。
時に浅く、時に深く・・・。
その度に義姉の切ない悲鳴が響き、汗で白く光るか弱い体が、義兄の膝の上で大きく踊った・・・。
美しくしなやかな背中・・・。
程よく肉がついた白く丸い尻・・・。
仰向けにされ、両腕を上げさせられ、義兄に捧げられた両の乳房・・・。
義姉の美しい体の至る所に容赦なく、義兄の針が襲い掛かる。
とがり切った乳首さえも、義兄の針の標的にされた・・・。
「入ってこい」
ふいに義兄が僕の方を向いて言った。
とっくにばれていたのだ。覗いていたことを。
おずおずと部屋に入る僕を、義姉は何か訴えかけるような目で見つめていた。
「おまえも裸になれ」
義兄の有無を許さぬ言葉。
僕は義兄に逆えるはずもなく、着てるものを脱いだ。
はち切れんばかりに勃起したペニスを義兄と義姉の前に露にした。
ペニスの先からはとめどなく透明の液が垂れ続けていた。
「よく見てろ」
義兄が乱暴に義姉を床の上に、四つん這いにし、尻を高く上げさせた。
指二本が、義姉の尻穴に入れられた。
その指は傍若無人に義姉の尻穴を凌辱した。
長い髪を振り乱し、義兄の蹂躙に耐える義姉。
その身はうねりくねり、時に慄き、弓なりにしなった。
「女は苦しめれば苦しめる程、美しくなる」
義兄の言葉。
横暴極まる理屈だが、しかし、その時、義姉は確かに美しかった。
いじめられ、痛めつけられ、凌辱の限りを尽くされる義姉は、本当に美しかった。
恥ずかしい姿を晒され・・・。
尻穴を広げられ・・・。
髪を乱暴に鷲掴まれ・・・。
徹底的な凌辱に、汗で照り輝く体、そして苦悶の表情・・・。
だが、僕にはむしろ、それが美しかった。
義姉に何の汚れもない純粋な魂を感じた。
神々しささえ感じられた。
まるで僕の犯した罪を償うために、僕の身代わりとなって罰を受ける女神のようだった。
僕は見ているだけで、みるみるうちに射精感が募り、その昂ぶりをもはや抑え切れなかった。
僕は自分の手の中、多量の精液を放っていた。
義姉は僕が見てる前、義兄に犯され続けた。
義姉の艶めかしい嬌声が部屋に響き、その光景をより淫らなものにした。
「よく見てろ!」
思わず目を背けた僕に、義兄が言った。
僕はその様子を凝視しながら、一心不乱にペニスをしごき立てていた・・・。
部屋に戻り、布団に入ると、僕は女々しく泣いた。
あの義姉が、まるで拷問のように責められ、苦しむ姿を見て、僕は三度も射精し、今も勃起しているのだ。
嫉妬心と申し訳なさ。自分の男としての情けなさ。
それにも関わらず、僕は頭の中が真っ白になるくらいの官能を感じていた。
勃起の止まないペニスを布団の中でさらに激しくしごき立てた。
隣室から聞こえてくる義兄のまるで怒り狂う暴君のような激しいセックス。
その責めを、身を呈して無抵抗に受け続ける義姉・・・。
この官能感を僕はどうしようもなかった。
そして、義姉を助けてあげられない自分がひどく悔しかった。
強い男になろうと思った。
義兄のような鬼のような男から、義姉を救ってあげたいと切実に思った。
僕は義姉を愛していたのだ・・・。
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