刹那の交わり...
時計仕掛けの夜。
時計時掛けの日々。
世間は回り、人々が回り、自分も回る・・・。
時代と世俗に振り回されて人生過ぎし、気づいた時には後の祭り。
夢に見たのは、官能・快楽、その極致、奥底・・・。
我慢ならずにきみ抱き、
快楽の、奈落の底に、共に堕ち、
歯車壊し、時を止め・・・。
金縛りの夜解き放ち、
悪夢を淫夢に、萎えた男根勃起させ、
今この瞬間だけに生きんと欲す・・・。
幻想の夜、日常忘れ、
女、狂い咲き、男、桜散るまで、
明日をも知れず、刹那の交わり・・・。
男、堕ちて目が醒め、部屋に女の姿無く、夢と思えど、温もり柔肌まだ残り・・・。
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